■ 趣旨
森林や緑は、きれいな空気や水を供給し、国土を災害から守るとともに、二酸化炭素を吸収して地球の温暖化を防止するなど、私たちの生活に多くの恵みをもたらし、安らぎと潤いを与えてくれます。
戦後の荒れた国土に緑を増やそうと全国で始まった「緑の羽根募金」は、時代の要請を踏まえた森林づくりや身近な緑化の推進に貢献してきました。
「環境の世紀」といわれる21世紀において、温暖化など地球規模での環境問題が大きくクローズアップされ、森林や緑の効用に対する期待が一段と高まってくる中で、平成7年5月に「緑の募金による森林整備等の推進に関する法律」が制定されました。
これにより、昭和26年から取り組んできました「緑の羽根募金」も「緑の募金」に名称を変え、法律に基づく募金へと生まれ変わりました。
緑豊かで安心して住むことのできる循環型社会の実現に「緑の募金」が役立つことをご理解いただき、県民あげての募金運動へと発展しますよう、より多くの皆様のご協力をよろしくお願いいたします。 |